漫画ファイル処理関係で多コア化は意味があるのか実験
結果から。
(1)Ralphaでjpeg→jpeg変換時、多コア化は意味がある。
(2)Irfanviewの連続変換速度で、多コア化は意味がある。
と言う結論になりました。
実験条件
・OSはWindows7 Home
・処理するものは縦1242 jpeg画像799枚
・CPUはCore i7 2600k(4コア/8スレッド)
・OSでのコア数認識を変更。4スレッド時と8スレット時で同様の処理を行い、かかった時間を比較する。
・処理内容は、
(1)Ralpha→縦1200にリサイズ。jpeg→jpeg
(2)Irfanvirw→縦1200にリサイズ+4bitPNGに変換
・計測結果は
(1)4スレッド→18秒/8スレッド→6秒
(2)4スレッド→337秒/8スレッド→245秒
となりました。
以下、愚にも付かないこと。
いやまぁ、コア数を増やすと処理速度がどうなるのか云々は散々議論されているわけですが、元々比較的軽い処理であるjpeg再圧縮とか、わざわざその為に多コア化するっていうニッチな人もそう居ないみたいで、ネットでググっても情報が出てこないのよ。
ニアミスなところで、RAW画像の変換速度が〜って言うのはあったけど、Photoshopや専門プラグイン使用が前提だと、多コア化に対応しているのは今の時代当然なので、あまり参考にはなぁ。
で、なんでRalphaとIrfanviewだけ狙い撃ちしたのかというと、私の今のPCの使い方で一番処理時間喰っているのがこの2ソフトだから。
Ralphaは、設定から割当てる最大スレッド数が決められるので多コア化も意味があるのは予測できたのですが、問題はIrfanviewの方。
古参のソフトのため、最初からマルチスレッドが想定されている可能性はゼロだったので奮発してCPU更新しても、シングル性能が上がらなければ全く意味が無いという事を懸念していたのですが、どうやらOSのおかげか、Irfanview(64bit)が対応していたか、効果があるみたいです。
これで、次はRyzenに行けるなぁ。問題は、いつ買い換えるかだけど。