天原魔法骨董店(作:阿倍野ちゃこ)

KZA2004-06-05

祖母・カノンが営む不思議な骨董店でバイトすることになった聡太郎。
ところが初めて会う母方の祖母は、幼い女の子でしかも魔法使いだった!?
ちょっぴりアブナイ二人の関係の行方は…?
怪しくも切ないジャパネスク・ファンタジー
(裏表紙より転載)


暇だったんでBookOffで適当に買い込んできた第1弾。
立ち読みで済ませればいいものを、わざわざ一切中身を読まずに表紙のインスピレーションだけでゲットですよ。
…ほら。だって↑の読めば、だいたい中身わかるし。読んじゃったら買うわけないし!
(だったら買わなければいいだろうというのは、衝動買いスキルが常時発動の私にとっては拷問なのです)


閑話休題


で、お代の天原魔法骨董店ですが、表紙画像の通り、イラストとしてみれば上手いです。
ただ、線が細く硬質な絵のため、動きなどの表現が拙く、淡々とストーリーが進んでいるのが気になります。
はっきり言ってしまえば、ストーリーなど無いも同然なのですが、さらっと始まり何となく終わる。
一話一話として見ても、一巻(完結)で流してみても、山場が無くて盛り上がりに欠けるんですよね。


結論として、特に印象に残るところもないなぁと。
数字で言ってしまえば、重版がかかるコトって無いだろうって表現になるのかなぁ。