まじぷり 〜Wonder Cradle〜(パープルソフトウェア)


姫川真(ひめかわ まこと)は白羽学園に通うごく普通?の学生。
ある朝、通学途中に自動販売機の暴走で困っている女の子を見かけた。
同じ白羽学園の制服を着ているのだが、見たことのない子だった。
助けてあげようと缶拾いを手伝うが、真の踏みつぶした缶から吹き出したジュースで女の子はびしょ濡れ。
当然、好意どころか逆に恨みを買う羽目に…

軽い言い合いのあと、真はこの子を「トラブル女」と命名

そんなことがありつつ学校に着いた(遅刻)
朝のHRでの連絡では今日から転校生がやってくるらしい。
しかし、その転校生とは朝の「トラブル女」であった。

平和だった学園生活も、転校生・有里の登場で、トラブル続きの「退屈しない」日々に変わり、
運動会・学園祭・紅葉狩りと秋ならではの通例行事を過ごしていく中で
その騒動はどんどん輪を広げていき、思いもしない事件に巻き込まれていく。


…↑の紹介文、メーカーページからそのまんま転載したものなんですが、
ゲーム紹介で序盤のプロット書くなと。
小学生の作文じゃないんだから……

ちゃんとした体裁の整っているレビューはここら辺を参照のこと。
なんつーか、人の話を聞かない電波娘が思い思いに自分の主張だけを互いに言い捨てて進んでいく会話シーンはある種絶品。
読んでいてテキスト酔いで吐きたくなりました。

か〜な〜り〜遠くから見ると、絵はまともでシステムもまともで、シナリオも通しで全体像から見ると無難に纏まっている佳作なんですが…
・……主人公が本気で妹のことを「犬っ子わんわんだ!」って語っちゃうのはどうよ。
・「まぅう〜」って接尾語はアリエナイだろ。それだけで会話してくるし。
など、細かいところのギミックがいちいち電波。
電波は一過性なら面白いけど、初回プレイ時が故にいつ終わるのかわからない電波テキストの洪水は、もはやヘッドホンの大音響で音楽を聴かせる拷問と何ら代わりがないと言うことを痛感させられました。
ええ。もう、お腹いっぱい。