らずべりー〜Welcome to "Cafe Moon Rabbits!"〜(戯画)


市内を横切る川の真ん中に建つカフェ・ムーンラビッツは、
その両側に建つ月丘学園と日向女子学園の友好のシンボルという思いを込め、
両校の学食兼店舗として建てられたものだった。


ところが、両校のトップである市宮つぐみと市宮三菜の姉妹喧嘩から、
互いの施設を取り合う私闘に発展。
プールを舞台にした、ちょっとエッチなバトルで、学生の代表同士が戦う事になった。


そんな時、主人公・丘野幸一は、両親の仕事の都合により、
従姉妹の市宮つぐみが運営する、月丘学園に転入する事になった。
もうすぐ夏休みとあって浮かれ気分で学園にやってきたところ、
運悪くバトルに巻き込まれる羽目に陥ってしまう。


運動神経だけは抜群の幸一は、早速両校の女の子から、味方になってくれと頼まれ、
よくわからないままにコーチをする事になった。
疲れて帰ってきた学生寮でも予想外のハプニングに巻き込まれ、
幸一の夏は一転、毎日がお祭りの非常事態に!


学園で、カフェで、寮で繰り広げられる、
ドタバタでラブラブでエッチな世界へ、ようこそ!


えーと、いつもの戯画です。以上。
…っていって終わってしまうほど薄い。薄すぎる!


気にしたら負けだとは思いつつも、
隣接して女子校を設置するなとか、
姉妹喧嘩の助っ人のために女子校を共学化して主人公引きずり込むなとか、
勝手にバトルの舞台作るために学校の予算使い込むなとか、
主人公が常識人なんで馬鹿馬鹿しい姉妹喧嘩に協力する気ゼロじゃあ設定倒れだろとか、
これだけ書いているとなんか中身濃そうだけど、実際は全部"さらっ"と流しちゃっているんで白湯並みに味がないとか、
つっこみ所多すぎ!


ただ、ここまで味が薄いと、下級生2ランス6という色々な意味で濃いゲームと同じ発売日と言うだけで、中和剤的役割をしてしまうのが戯画の妙。
まったく毒も味もないもんなぁ。