神無月の巫女

3-12話を一気に視聴。
これはとても酷い百合モノですね。



百合+スパロボという図式からしてどうかと思うが、それは百歩譲って置いておくとしても(全12話すべてガチ百合でストーリー作るのも難しいだろうし)終始何がやりたいのかわからなかった。



敵=八岐大蛇=7体の破壊ロボvs八岐大蛇側から味方に寝返ったロボの図式でのスパロボ的ストーリーとガチ百合のストーリーが見事なまでに反発してます。
料理で言うなら、味が合わないを通り越して食い合わせに近いんじゃないかなぁ。
ちょっと考えても、殴る蹴る叫ぶキめるのスパロボ演出と百合演出はどうしようもないだろうと。



で、どうやら制作者側はストーリーの主軸をスパロボ/演出を百合重視に決めたようで、ストーリーは典型的スパロボ(週一で襲ってくる敵を撃破！→中盤で主役機敗退→乗り換えでパワーアップ)なのに放送時間のほとんどが百合。
結果として、敵ロボ登場→撃破までが1シーンとかそんなのばっかり。
漫画的に言うと、それこそ1ページとか4コマで戦闘シーン終了的なぞんざいさ。
ラスボスですら、登場→激突→画面が光に包まれる→ヒロイン百合回想→ラスボス撃破で終了……
…………えー、外から見ていると、このラスボスって主人公機の体当たり一発で砕け散ってったようにしか見えないと思うんですが、その辺どうよ。



追記。
このちぐはぐさが何かを思い出すなぁと思ったんですが高2→将軍を思い出すんだ。
もっともこっちはストーリーだけは面白かったけど。