FESTA!-Hyper Girls Pop-(Lass)クリア
運命なんかに縛られてたら、本当の恋には出会えない。
恋する2人がいっしょにいれば、すべての世界が『FESTA!!』に変わる。
父親の海外出張を機に生まれ故郷の『まほろば市』で
独り暮らしをはじめることになった主人公『黒田孝弘(くろだたかひろ)』。生まれ故郷といっても、幼いころに引っ越してしまった孝弘は、
まほろば市についてはおぼろげな記憶しかなかった。
ほのかな懐かしさを抱きながらまほろば市へと着いた孝弘の目の前に、
信じられないような光景が広がっていた!街を二分するようにオレンジ色の点線が延々と続いていたのだ。
何かの冗談かと思う孝弘だったが、
幼いころの孝弘が知らなかった因縁がこの街にはあったのだ。■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
はるか古の時代から、まほろばの土地には西の『御剣町(みつるぎちょう)』と
東の『鏡町(かがみちょう)』というふたつの勢力があり、いさかいが絶えなかったという。孝弘が生まれる少し前。
様々な障害を乗り越えて、まほろば市という形でひとつに合併できたものの、
平和な日々を過ごせたのは短い間だけだった。無理にひとつになってしまったせいなのか、対立がより表面化してしまい、
結局、境界線を引くほど関係は悪化してしまったのだ。■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
幼いころには知らなかった事実によって、
帰郷早々に陰鬱な気分にさせられてしまった孝弘。そんな彼の目の前に、唐突に1人の少女が現れた。
「た〜くーーーーーーーんっ!!!」
遠い昔に呼ばれていたあだ名を叫び孝弘に抱きついてきた少女は、
幼なじみの『早坂恋水(はやさかれみ)』だった。
子どものころと変わらない明るく無邪気な性格の恋水と出会ったことで、
孝弘はようやく懐かしさと安心を得ることができたのだった。
再会を喜び合う2人は、その日にまほろば市に引越してきたという少女
『千神奈々子(ちかみななこ)』と出会う。奇妙な街に困惑する彼女の気分を和らげようと、明るく振舞う孝弘と恋水に心を開く奈々子。
意気投合した3人は学園でも仲良くしていくことを約束するのだが……。■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
転校初日。まほろば市を貫くオレンジ色の境界線は、
学園内も真っ二つに分断していることを孝弘は知ることになる。
学生たちも町ごとに分かれて犬猿の仲という状態で、
引越した場所によってどちらかに加担しなくてはならず、孝弘は再び頭を抱えるのだった。どうしても敵味方に分かれてしまう異常な町。奇妙な学園。
次々に起こる境界線上での小競り合い。新しい生活に慣れる時間も与えられぬまま、
夏休み明けに予定される文化祭に向けて、学園はどんどんヒートアップしていく。
何故ならば、この文化祭の結果によっては学園内の勢力図も塗り変わってしまうからだ……。そんなこんなで、ふたつの陣営の間で東奔西走させられることとなる孝弘。
まほろば市を舞台に、笑いあり、涙あり、戦いありのドタバタが巻き起こる。
今まさに少年少女の青春を燃え上がらせる『FESTA!!(祝祭)』が始まろうとしていた
『3days-満ちてゆく刻の彼方で-』から1年半。
初作品の『蒼と青のしずく』からだと実に3年越しで奈々子サーガが完結したとのことで、年末に規制したときに速攻買ってきました。
ストーリーは基本的に馬鹿。
つーか馬鹿すぎ。
そして2chネタ多すぎ。
案の定、作品スレではかなり不評…
「おっぱい! おっぱい!」とか「○○げっとズザー」とか「キターーーー!」とか、個人的にはかなり笑ったんだけどねぇ。
前作の3daysではループシナリオになっている前中半部を抜けたらストーリーが一気にぐだぐだになったので心配していたのですが、今回は中盤でストーリーが終わります。orz
アレだ。エロゲに笑い意外を求める人は駄目だ。このゲーム。
ただ、流通に乗っているゲームで2chネタが多発するのが耐えられるのなら馬鹿ゲーとして面白いと思うんだけどなぁ。
奈々子商法は永遠に不滅です! って書き込みがあったので不安だったのですが、一応今回でカタが付きました。良かった良かった。
引き続き、ですの商法をお楽しみください。