AngelBreath(戯画/2006年2月24日発売)完全クリア

…なんつーか、「いつもの戯画」だよなぁと。
戯画作品はチームバルドヘッド&丸戸ねこにゃんコンビとそれ以外の作品ではっきりと出来不出来が分かれるのがあまりに露骨なので、「それ以外」の作品を買うのはお布施扱いされているのが現状ですが、この作品は「DuelSavior(チームバルドヘッド制作)の世界観を共融した作品」というウリで当初はDuelSaviorのファンディスクかと噂された作品。
どれくらい力入れてくるのかなぁと思ったら、見事にいつもの「それ以外」レベルでした。



まぁ、個人的には「それ以外」格の戯画ゲーも結構好き(主に1-2日でクリアできるお手軽さが)なので問題なかったのですが、流石にこのボリュームでフルプライス\8,800っていうのはどうなのよってツッコミも入れたくなるよなぁと。
ストーリーも全3話OVAのようにすっげぇ一直線。第一話を起承転結の「起」で使い切ったんで残り2話で承転結の全部を進めなくちゃならないあの拙速ぶりをガンガン感じます。
まぁ、現在のところお金に困っていないのでこの集金臭さも気にならないけど…

もっとも、この「それ以外」格のゲーム中から今の戯画を支える2柱の一角(ショコラ)が出てきているんだから下手な鉄砲を数撃って確変を狙うのもありなのかなぁ。