オルゴール・エイジ (渡瀬のぞみ)

KZA2006-05-08


南校舎の2階から聞こえる女の子の歌声がサッカー部の朝練で話題となっていた。
ある雨の朝、歌声の主、天野五月を初めて見た瞬間から、主人公、ケイの胸は「灼けつくような何か」でいっぱいになってしまう…


渡瀬のぞみが、胸を熱く焦がす10代の苦悩と清冽な思いのあり方を、叙情豊かに書き上げる、恋愛グラフティー!!

年末に帰国したとき、古本屋で地引き漁した際に引っかかってきた本。
なんで買ったのか謎だったんですが(マテ)、最初の3ページ読んで納得。
『薬師』の"かえんぐるま"さんが改名していたのか。
高校時代、本屋に寄って↑の薬師は全巻立ち読みしたもんですが…三つ子の魂百までと言うか。

……いや、この作者ってどっちかというとそう言うのとは離れているから。>胸を熱く焦がす10代の苦悩と清冽な思いのあり方を、叙情豊かに書き上げる
とか思いながら読んでいたんだけど、コレが結構面白い。
苦悩するのは主人公だけで、相手側はあっけらかんとしたものってのがドロドロしない理由なんだろうけど。
素直に読める、良い漫画ですな。(9年前@1997年初版発行の本だけどなー)

ほぼ10年ぶりにこの人の漫画読んだので懐かしくて検索してみたら、去年にPiaキャロットへようこそ!3の漫画書いているみたいですな。
比較のために購入してみるかなぁ。