メルカノ (大島永遠)

KZA2006-06-18

メール(のみ)交際歴6ヶ月の主人公が彼女と会ってみれば、相手はクラスの同級生。
しかもメール人格ではラブラブ同士なのに主人格同士だと水と油という、設定だけなら結構よくあるパターンなんだけど、普通は話のオチに持ってくる「足長叔父さんは身近な人」を第1話に持ってきたところが、とても上手く働いているなぁ。


しかし、流石に私ゃネットの中の人にここまで思い入れは持てん。
基本的に、ネット友人はしがらみがないのが良いところでも悪いところでもあると思うんだけどなぁ。



そして主人公達のデート風景はこうなるわけですよ。
メールの文面とリアルの表情の差がサイコー。
まぁ、基本的にネット人格はリアル人格とは完全に別人だろうしなぁ。
(というか、口語で喋っている台詞を文章に再構成すると、硬い方向なり柔らかい方向なり極端に振れそうな気がする)



そしてすれ違う主人公達…というところで次巻に続く。(たぶん発売は2006/12月前後)


同じ作者の『女子高生』は純粋にネタ漫画なんですが、こっちは真っ当にラブコメものとして面白いですなぁ。
そういや、この作者ってストーリーはまともに書けるんだよなぁと再認識してみたり。
(作画とストーリーで2人体勢って言うのは初めて知ったが)


追記。

するな。
ってツッコミから入った、外伝というか、閑話休題な話だけど

なんか青空に笑顔でキメパターンでイイ感じに終わっていますよ!? と。


追記2。

頭乗りぬこの可愛さは異常。


しかしながら、現実には頭にぬこを乗せるのはほぼ不可能という悲しさ(試した)。
ガイル少佐とかポルナレフみたいに頭の上に平面があれば何とかなるけど、普通の人の頭は球形だしな!
しかし、"肩乗り"ならばまだ希望が!!