ワーズギア、新・読書端末「Words Gear」を発売

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ワーズギア株式会社は、動画/音楽再生に対応した5.6型液晶搭載の電子書籍「Words Gear」(BKE-T3)を、運営する電子書籍販売サイト「最強☆読書生活」などで12月20日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は41,790円。

 「Words Gear」は、本体にSDカードスロットを備え、電子書籍販売サイト「最強☆読書生活」で購入したコンテンツの表示が可能なほか、MPEG-4動画(SD-Video)やAAC(SD-Audio準拠)の音楽再生にも対応。端末の開発・製造は松下電器パナソニック システムソリューションズが行なっている。対応SDカードは8MB〜2GBで、256MBのカードで約200冊の書籍が保存可能。

 5.6型/解像度600×1,024ドットのTFT液晶を搭載。5mW×2chのイヤフォン出力も備える。電子書籍の閲覧には、アルファベットの「E」の形をしたグリップ部の「イージーセンサー」を利用。高速ページ送りや、左右の手で持ち替えが可能な上下表示反転、15カ所までのしおり機能を備える。そのほか、JPEGの静止画表示にも対応する。

 電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、連続使用時間は書籍閲覧で約6時間。外形寸法は150.6×105×28.4mm(縦×横×厚さ)、重量は約325g。

 ワーズギアは、松下と角川モバイル、TBSが出資して10月2日に設立。「最強☆読書生活」では小説やコミック、写真集やライトノベルなどを扱っており、「Words Gear」発売と同時に同製品向けのサービスを開始。現在はパナソニックシステムソリューションズのΣBookJpのコンテンツを販売しており、開始時にはΣBookJpと同等の「Words Gear」向けコンテンツを販売する。


□最強☆読書生活のホームページ
http://www.saidoku.com/
パナソニック システムソリューションズのホームページ
http://panasonic.co.jp/pss/
□製品情報
http://www2.enekoshop.jp/shop/wordsgear/item_detail?category_id=0&item_id=39911
□関連記事
【9月26日】パナソニック、5.6型液晶/タッチセンサー装備の読書端末「Words Gear」
〜角川/TBSとの合弁会社でコンテンツを供給(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0926/pana.htm

いやね。買っても使い道無いだろとか、同価格でWindowsCE搭載機買えばいいやんとか、色々と自分でもツッコミどころが満載なんだけど。
調べてみたら案外呆気なくレビューを発見。恐るべし2ch


【LIBRIe】電子書籍端末総合2【iRex iLiad】



645 名前:名無しさん@3周年 投稿日:2006/12/09(土) 04:40:22 dBqKIJeS
ワーズギアロケテスト http://www.saidoku.com/store/ が始まってると聞いて、触ってきたのでレポ。

・筐体は、とても持ちやすい。
 スペックで予想していたよりも、厚みを感じさせない。
 手にとって見ると、わりと軽い感じがする。30分ほどずっと試してたんだが、特に疲れなかった。良くも悪くも高級感はあまり無い。

ユーザーインターフェイスは独特
 おかげで慣れるまで操作ミスが多かった。
 しかし、良く練られたインターフェイスだと思う。慣れれば、かなり快適だろう。
 シンプルで、不自由の無い優れものと思った。
 見た目にもスマートだし、両手に対応しているのも良い。

・カラー液晶は、まあ水準。
 W-ZERO3[ES]を持っているんだが、アレに比較すると、照度・コントラスト共に落ちる。でも、ザウルスよりは見易いかなと感じた。とりあえず、見難いって事は無い。
 画面の表面は、つや消しクリアコートが施されている。そのおかげか、画面への映り込みは気になるほどではない。
 漫画のフキダシの漢字にふってあるルビは、潰れているけどかろうじて読み取れる。

 スペック上は1024×600だが、上下にタイトルバーとかがあるので、実際の表示範囲は800×600だ。割り切れ。ソフトの仕様を公開してくれれば、ハッキングして画面全体表示もできるようになるかもしれないが。

つづく


646 名前:名無しさん@3周年 投稿日:2006/12/09(土) 04:42:02 dBqKIJeS
つづき

・レスポンスは、こんなもんかってところ
 きびきび動くってほどじゃない。電源入力から読めるようになるまで、LIBRIeほど待たされ無いけど、PSPよりは時間がかかる。
 ページ送りは、体感でLIBRIeより遅い気がした。時間を計ったら、5ページ表示するのに、7.5秒かかった。1Pあたり1.5秒待たされるわけか。
家に戻ってLIBRIeのタイムを計ったら、5ページ表示するのに、20秒かかった。
なんだ、結構速いじゃん。
 不思議な事に、漫画でもテキスト本でも、表示速度に違いはなかった。

・パンフに書いてある「高速ページ送り」ってのが何なのか解らん。
 上記のように、ページ送りはそれほど速くない。ってことは、LIBRIeみたいに
まとめて10ページとかめくれる機能があるのかと思ったんだが、これがよく解らない。
本屋の店員さんに聞いてみても、要領を得ない。
どうもこのロケテスト、ただ機械を置いてあるだけで、商品の説明とか、殆ど
レクチャーをしていないみたいだ。ちょいと松下の本気度を疑う。
 とにかく、まとめてスキップが出来ないんじゃ、この種の端末としては役立たず
もいいところだ。製品版を買った人に、詳しいレポを望みたい。

・拡大機能は使いにくい
 いちいちメニュー画面に戻って、機能を呼び出さなきゃならない。
 しかも、拡大してもそんなに読みやすくならないし。

・動画再生は期待すんな
 酷いってほどじゃないが、感心もしない程度。
 動画見たいならPSPの方がずっと良い。

・音楽再生機能
 聴いてねえ。

まだつづく


647 名前:名無しさん@3周年 投稿日:2006/12/09(土) 04:43:13 dBqKIJeS
つづきだ、ラスト

・簡易JPEGビューア
 この機能が、自分には一番重要。
 デジカメのDCF規格に準拠したフォルダ内の画像のみ、表示してくれる。
 フォルダ選択の画面は無い。二つのフォルダに分けておいたんだが、まとめてサムネイル表示されていた。
 DCF規格に準拠してなきゃいけないので、当然日本語フォルダはダメ。フォルダ内にさらにフォルダを作ってデータを入れてみたが、表示されなかった。
 ただし、フォルダ内に入っているJPEGデータのファイル名は、日本語でもOK。
 中身のJPEG画像はExif規格でなくても構わないらしい。適当にネットで拾った画像もフォルダに突っ込んでおいたが、問題なく表示された。

 データの順序は、「フォルダ名→ファイル名」の順序。フォルダを切り分けておけば、自炊データも読みやすいだろう。

 画像は、横長のデータは自動的に横倒しにしてくれる。また、長辺を800dotに自動縮小・拡大して表示してくれる。つまり、画面一杯に表示してくれる。これは便利だった。
 読み込める画像の大きさってのがあるようで、1.2MBの画像データは表示されたが、5MBのデータは表示されなかった。

この辺で、デモ機をガチャガチャいじっていたら、フリーズしてしまった。
店員さんに謝ったが、その人もリセットのやり方が解っていなかった。松下が置いていったマニュアルにも記載が無い。どうも、こういう細かい点で、松下の本気度を疑う。

ワーズギアはスペックだけ見て、悪い印象をもっていたんだが、実機を使ってみると使い物にならないという感じは無かった。
ただ、4万円ってのは、チト高い。その値段なら、型落ちのPocketPC一つ買った方が電子書籍端末としては実用的だ(txtもpdfも読めるし)。2万9800円が良いところなんじゃないだろうか。

LIBRIe、ザウルス、W-ZERO3[ES]、iLiad、PSPVAIO-U50を持っているが、漫画ならLIBRIeW-ZERO3[ES]、テキストはザウルスってのがオレ的ランキング。

長文でスマン。

W-ZERO3って良さそうだよなぁ。カメラがなければ速攻買うんだけどなぁ。