冒険王ビィト(1)〜(12) (稲田浩司)


舞台は「暗黒の世紀」と呼ばれる時代。魔物(モンスター)を操る魔人(ヴァンデル)によって、人々は苦しい生活を強いられていた。
主人公であるビィトは、魔人を退治する職業「ヴァンデルバスター」になり世界最強との噂も高い「ゼノン戦士団」に入ることを夢見る少年だった。

しかしある日、魔人ベルトーゼとゼノン戦士団の戦いを目撃したビィトはベルトーゼに命を奪われかけ、かばったゼノン戦士団の5人も瀕死の状態になってしまう。
ビィトを助ける為、戦士団の5人は才牙(サイガ)に残りわずかの生命力を込めてビィトに託し、最後の力でベルトーゼに立ち向かい、そして散っていった。

それから数年後、たくましく成長したビィトの「暗黒の世紀」を終わらせる冒険が始まる。

ダイの大冒険のコンビが再結成と言うことで期待が大きくなりすぎてちと残念なことになってしまった作品。
単体で見る分には文句なく面白いのだけど、比較対象が悪すぎるというかなんというか。(御本人の作品だけど)

そして、作画担当の稲田浩司氏が体調不良(一説には精神不良)で休載のまま掲載誌が休刊
 
たぶん、続きはご自由にご想像くださいってパターンなんだろうなぁ。