コードギアス 反攻のスザク (1) (ヨミノアツロ)


日本国最後の首相の息子、枢木スザク。
彼は、ブリタニア帝国に占領された日本で孤独に戦い続ける。
自分の「正義」の為に…。
 
スザクvsルルーシュ!
もうひとつの「コードギアス」が幕を明ける!

もう一つのっていうか、コードギアスの「漫画」はこの作品含めて現段階で3種類あるんだけどなぁ。
 
元々のアニメ版は『コードギアス 反逆のルルーシュ』なので、この作品はもう一人の主人公である枢木スザクの視点で進めていくコードギアスなのでしょう。
なぜかこの作品だけ隔月連載(?)で1話あたりのページ数が多い代わりにストーリーが原作の早回しになってしまっているのが惜しいところ。
というか、はっきり言って原作はあくまでルルーシュが主役だったので、ストーリー上重要なシーンにスザクが立ち会って無いと言うことも(特に前半で)ざらだったのに、筋書きは原作と大きく変えられないせいでスザク不在でストーリーが進みます。もう影が薄いこと薄いこと。
 
やっとスザクにスポットが当たったと思ったら

衝撃の着ぐるみ。(この作品ではランスロット強化服)
何で着ぐるみにしたのかがまったく意味不明だけど、面白いからいいか。
 
その後、ユフィの代わりに登場したオリジナルキャラ

とフラグ立てたりしつつ微妙に盛り上がるような盛り上がらないようなペースのまま1巻終了。
 
はっきり言って非常に微妙な出来。
原作知らないと理解できない展開なのに、妙な改編が面白さに結びつくのか結びつかないのかよくわからない間にページ切れなので、もう少しまとめて読まないと評価ができないなぁ。(この巻だけで評価すれば間違いなく落第だけど)