進撃の巨人(1) (諫山創)


巨人がすべてを支配する世界。
巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。
だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

巨人がキショい。こんなの↓なんだもの。

『巨人』が『支配』っていうから、人間が奴隷扱いなのかなぁと思っていたら、生き餌扱いでした。
というか、巨人に知性が全くなく、完全に人間をサーチアンドデストロイするゴーレムみたいなものなのがなぁ。
表紙になってる主人公の巨人は知性あるみたいだけど。
 
テーマ的には大好きな「人類に逃げ場なし」系の作品なので非常に面白く読めました。
裏設定も新人らしく豊富なのは良いんだけど、ちゃんと畳みきれるのかなぁと言う気負いを感じなくもなかったり。
ただ、表紙がキモイのと掲載誌が超マイナー(別冊マガジン)ので、だいぶ損をしている気がしないでもない。
読めば面白いんだけどね。
しかし、かといってこれを週刊/月刊マガジンに持って行けるほど作者に画力無いんだよね。現状。
 
とりあえず、バラ撒けるだけ謎をバラ撒く&切りの良いところかつ続きが気になるところで次巻に続けるという基本は完璧なので続きも買うわと。