煩悩寺 (1) (秋★枝)

彼と別れたばかりのOL小沢さん。ある日、飲んだ帰りに訪れた同じマンションの一室は、とんでもない部屋だった。
住人の小山田くんはいたって普通の青年だったが、「煩悩の限りを尽くす」という兄から送られてくるモノで溢れるその部屋は、 統一感なし、センスなし、意図も不明。
しかし何が気に入ったのか、そんな部屋で癒される小沢さんはヒマがあるとその部屋『煩悩寺』に通う日々が始まるのでした。

この作者さんの漫画は『純真ミラクル100%』『東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.』の第01巻だけを購入したことはあったのですが、微妙に面白くなりそうなんだけど何がやりたいのか解らないという評価で、ぶっちゃけるとあんまり高い評価どころか、平均以下の評価しか付けてなかったんですがねぇ。
　
　
そんなわけで、話題になっていたので手には取ったけど大して期待もせずに読み始めてみたらコレがまた大当たりなワケでして。
過去の作品がなんだったんだろうってくらい面白いですなこれ。
あとから調べてみたら、もともとこの作者さんの作風はこうだったらしいんですがね。
ただまぁ、これが面白く感じるのは登場人物と同年代(20代後半)から30代までだろうなぁと言うところから考えると、ケータイコミックって言う媒体はどうよという気もするがなぁ。
『ラブロマ』とかの小っ恥ずかしい系が好きなら超お勧め。