シンシア

無数の国家からなる大陸。
とある国の空軍に属していた主人公は、
ある日領空内へ入り込んだ 航空機への撃墜命令を受ける。
だが領空侵犯を犯した機体は民間機だった……


主人公は本部へ「相手は民間機である」と報告するが、
本部からの撃墜命令は撤回されず…
主人公はそれに従った。


しかし
「民間機撃墜」のニュースがマスメディアを通じて大きく取り扱われると、
軍は手のひらを返し全ての責任を主人公へ被せ、軍から追放した。


それから…
数年後…
事件の生存者の少女が発見される。
少女は その数年の間、
野生動物に育てられていたらしく、
人間性、というものが
失われつつあった。


その事実を知った主人公は、
少女の担当医をしていた友人に頼み込み、
後悔と自責の念から
彼女のリハビリに協力したいと申しでるのだった…。


―――今…一人の少女のココロを取り戻す物語が始まる――――


 むっちゃフツー。無難。
 狼少女という設定も、十把一絡げの犬っ娘と同じ言動では、全然新鮮味がありません。
 シナリオのほうも、確かに場面場面では良いところもあるのですが連続性に乏しく、最後に向けての盛り上がりに欠けるところがあります。
 薄口ですが、口当たり悪くはなく、一プレイ時間も2〜3時間で済むので、大作ゲームの箸休めとしてプレイするのがいいかと思います。
 これだけでメイン張るのは厳しいだろうなぁ。