魔王の娘たち


(STORY)
今まさに、世界は魔王の手に落ちようとしていました。
その魔王は、とても気の短い性格で、気に入らない物は手当たり次第に壊します。
でもそんな時、魔王の城に、たった一人で乗り込んできた勇者がいました。
たくさんの魔王の部下を倒して、魔王の前に現れたのです。
勇者は、かわいい女の子でした。女の子は、あろうことか魔王を説得しはじめます。
「ボクについておいでよ。退屈なんかしてるヒマのない、充実した生活を保障してあげるからさ」
戦いに退屈し始めていた魔王は、女の子の言葉に興味を持ちました。
従えていた魔物の軍をその場で手放すと、困っている部下達を置いて悠然と城を去ってしまいます。

そして、約束通り、魔王の新しい生活がはじまりました。
女の子が言っていた充実した生活とは、なんと「子育て」。
魔王に小さな少女の世話を依頼したのです。それも一人ではなく二人の少女の世話を。
なれない事ばかりの忙しい毎日に、確かに退屈しているヒマなどありません。
でも、さすが魔王。おとなしく子育てを引き受けたかに見えて、こっそり野望も持っていました。
「いい女に育つんだぞ。あとでオレが美味しく頂くんだからな!」


 セレンクリアしたところで休止。
 ……まずはこのゲームシステムをご覧ください。
 ぱっと見、プリンセスメーカーから伝統の育成物と見えるかも知れませんが、ステータスは実質3種類,育成コマンドは4種類です。


 ……だれだ、この企画組んだ奴。


 メインシナリオは、子煩悩で世話好きな主人公(魔王)とロリ娘x2の共同生活物。
 ↑のSTORYだと、主人公の性格に鬼畜入っているみたいですが、実際はけっこうモラリストだったりします。(無理矢理襲うこともできるけど)


 取り立てて、「ここが!」と言う部分なし。エロにも期待できないんで、「ちっちゃなおんにゃの子と共同生活好き」以外はナチュラルに回避した方がいいかと。
 ぶっちゃけ、育成物としてのゲーム性はないのに、シナリオ量は育成物並みでか〜な〜り〜分量少なく、ある程度覚悟を決めて突貫するだけの気合いがなければスルーした方がいい出来ですね。


 私ゃ、絵とボクっ娘と女剣士というところに惹かれた一点買いだったので文句は無いですけど。