げんしけん(作:木尾士目)(1)(2)(3)

KZA2004-06-10

「俺に足りないのは覚悟だ」― 笹原完士は大学入学を機にそれまで秘めていた「漫画・アニメ・ゲーム」への思いを分かち合えるサークルへ入ることを決意した新入生。見学で訪れた「現代視覚文化研究所」=「げんしけん」会員・斑目の策略により根拠のないプライドを崩された笹原だったが、未だ自分がオタクであることを認められないでいた。
 しかし同人ショップや即売会などにそのモデル並のルックスに反比例したオタク・高坂、そして斑目たち「げんしけん」のメンバーと行動をともにしていくなかで、ココロを解放していった笹原はこの道に進む覚悟(!)を決めていく。
 高坂にベタ惚れな(非オタク)春日部咲やコスプレイヤー・大野など様々な人間も加わって、京も「げんしけん」を舞台にした笹原のオタクライフはゆるりと流れるのであった。
(http://www.genshiken.info/より)


巷で評判なので何となく購入。
私も大学生時代は↑のまんまな人間だったので、面白いかなぁと思っていたんですが…どうにも乗り切れないんですよ。
登場人物たちの行動やら何やらが、私にとっては既に歩いた道だからでしょうか。意外性が感じられなくなっているんですよね。
別段、オタク・マニアな言動が恣意的に誇張されて書かれているわけでもないので、話の盛り上がりが感じられませんでした。