奇想天外兵器(著:渓 由葵夫)(2)(3)

KZA2004-06-13

読んで字の通り、なに考えて作ったんだかわからない兵器の紹介/解説本。
いつの間にか絶版になっていたらしく、出版社のサイトを見ても④が在庫希少本として残るのみ…


初版が1995年ですから、えらく懐かしくて部屋を捜索してたら②,③巻を発掘しました。


兵器ごとに、スペックシートを最初に提示しなぜこんな兵器が立案/建造されたのかを当時の社会情勢などから解説。
そして、オチまでが4-5ページの流れで紹介されています。


まぁ、常識的な部分で間違っている箇所がかなりありますが、この本はあんまり深く考えずに次々と出てくる馬鹿兵器を笑い飛ばすための物でしょう。
広く浅く馬鹿兵器が紹介されているので、この世界の入門書としてはかなりの良書かと。


ただ、これが絶版になったんで書き下ろされた『奇想天外兵器NewEdition』ははっきり言って駄本なんですよね…