神の雫(1)(2)(3)(4)読破。
そして、人はワインに墜ちる。
神の気まぐれが産み落とした“1本のワイン”を巡る、罪深き人間たちの物語。
(1巻オビ)
初恋の甘い微笑み、初めての口づけ、はにかみ。
そして永遠に続くめくるめく官能……。
卓越したワイン表現と天才的なテイスティング能力を持つ主人公・神咲雫(かんざきしずく)。
数多(あまた)あるワインの頂点に立つ1本を探す旅が始まる。
(2巻オビ)
一言で言って怪作。
主人公がワインの神様的な人の息子で反発してワインと関係ない会社に就職して…とどこかで見たぞ的な設定と、その某漫画に負けないくらいの蘊蓄。
いちいちワインの飲むたびに↑の2巻オビみたいな感想が出てくる出てくる。
美味しんぼはどこか気が抜ける絵柄なので読みながらツッコミ入れることも出来るんだけど、この人の画は白黒のメリハリ付いた至極真面目な絵柄なので真面目キャラが(気が付かずに)馬鹿やっていることにツッコミを入れたくても入れられないような緊張感が。