『絶対地球防衛機メガラフター』(Liar Soft)始めました。クリアしました。

KZA2005-12-12


遙かな宇宙の果てより地球に襲い来る、星々からの侵略者―― 宇宙人(レティキュリアン) 。

 地球側はそれを察知し、あらゆる宇宙人たちの弱点がユーモアであるとつきとめた万城目博士を科学顧問にあて、防衛組織『地球防衛軍』を設立。

 博士の打ち立てたユーモア理論を元に巨大ロボット『メガラフター』の製造を行う。

 そして、地球唯一の『Yの紋章』を持つ青年・朝日奈真一が『メガラフター』のパイロットとして防衛軍にスカウトされることに。

 戦うためには日々の積み重ねが大事、日ごろから他人に笑顔を与えるネタ――マテリアルを集め、『メガラフター』の戦力となるCARDを作成していかなくてはいけない。

 そして、進化と繁栄の代償に心を捨てた宇宙人たちに、『笑顔』を与えて打ち勝つのだ!

ライアーソフト第14弾。
あるようで少ないスーパーロボットモノ(このテのエイリアンvs人類ってパターンだと、最近はスーパーロボットが出てくるよりもガンパレードマーチエヴァにインスパイアされた感じのメカ&ストーリーになっちゃってねぇ)で、更に漫才を加えたという誰か止めろよ的プロットのため、やる前から寒い笑いしか出てこないような気がして敬遠していたのですが、意を決して今回トライ。
「なら買うなよ」って言うの禁止。


で、やってみて驚いた。
ガチで熱いよ。これ。蓬莱学園の時代から思っていたけど、ライアー(遊演体)はこういう一見無茶苦茶な設定から面白い作品を生み出す技術が本当に高い。
主人公が典型的スパロボ系の性格なので、エロシーンだけはいつでも着脱可能な状態になっているのを置いておけば、努力・友情・敗北・逆転・勝利!とベタベタな展開が非常に心地良い。
ただのインパクト設定だとばかり思っていた、そして、進化と繁栄の代償に心を捨てた宇宙人たちに、『笑顔』を与えて打ち勝つのだ!の部分も、ちゃんと理由があったしな。