MELTY BLOOD(1) (桐嶋たける)

噂の伝奇格闘ゲーム、いよいよ「コミック」登場！
人影ひとつない真夏の街。そこに現れたシオンと名乗る少女と、「直視の魔眼」を持つという少年、志貴。
不可思議な噂が二人を想像し難い運命に巻き込んでいく！

月姫をクリアしていない人にとってはネタバレの宝庫(漫画版のみ読んでいる人も含む)。月姫自体を知らない人は全く解らない展開……と、完全にファンアイテムだなぁ。

月姫シリーズはコンプしている私から見れば、よく描けている同人誌としてなら…という感じか。
読んでいると結構キャラが崩れているんだけど(それに突っ込んでいる人もいるけど)、これは"味"の部類に入る崩し方じゃないかなぁ。藤田和日郎(うしおととら,からくりサーカス)なんかと同じで。

完全に原作準拠で話が進むので、面白いことは面白いけどこれって原作が良いだけじゃって気になってしまって素直に褒められないのですよね。
真月譚〜の方はアニメ版準拠なんだけど結構オリジナル展開入れているしなぁ。


＊真月譚より。秋葉vsシエル。
……効果範囲=視界全部なら確かに立派なマップ兵器だなぁ。
(だけど、秋葉の能力は炎じゃなくて略奪=熱を奪うこと何で、表現とは逆なんだけどな)

しかしながら、

シオン出ずっぱりで、これはこれでいいかという気持ちになってきますな。

このお二方はいつになったら出てくるのか…(メカ翡翠とかは出てこないだろうしなぁ)