ポケロリ(1)(2) (竹井10日)


普段は人形としてポケットに収まる美少女型異星人たち。
その名をちぢめて「ポケロリ」。
スク水、プリンセス、弓道着、メイドスタイルなどありとあらゆるポケロリを使いこなすことが出来る天才ポケロリマスター山風忍は、自らの相棒であった天使ポケロリを捜す旅を続けていた。
その彼を闇のポケロリが襲う。
人畜無害なはずのポケロリが何故!?
忍は戦う。ポケロリの自由と取り戻す為に。

萌えゲーマーには4つの系統があるの。

東鳩
『鍵』
『型月』
――――そして、『栗』

という位には当時のエロゲーマーの中で人気が出ていた(?)『秋桜の空に』のシナリオライター竹井10日さんがラノベを出していたという情報を知ったのでとりあえず購入&読破。
いや、酷いわコレ。
なんつーか、ニコニコソングっぽいというか、仮にも本屋で並ぶ小説本でコレはないよというレベルのネタの連打で果てがないMAD感覚。
まぁ、もともとこういう文体だったんだけど、エロゲの書き方でラノベを書くとここまでぐだぐだなモノができあがるのかという典型例というか、文章読んでいて場面が描けないもんなぁ。というか、誰がその場面にいて誰が居ないかすらわからねぇ。
この前に書いていた『秋桜の空に』のノベライズが結構まともだったから余計に評価が低くなるなぁ。
作者の後書きからすると、わざとこういう文体みたいだけど。