急速な円高や全世界同時株安の原因、「サブプライム問題」とは?
景気がよいので不動産価格がどんどん上昇している
↓
サブプライムローンで返済ができなくなっても担保に入っている家を売却すれば利益が出る
↓
そのお金をさらにサブプライムローンとしてサブプライム層に貸し付ける
↓
サブプライム層に貸せば貸すほど儲かるので、基準はどんどん緩くなる(より低階層の信用が低いサブプライム層に貸していくことになる)
↓
金余り発生。以下、無限ループ。
サブプライムローンの返済ができなくなるサブプライム層が大量出現
↓
担保として取り上げた住宅が市場に一気に増える
↓
住宅供給過多となり、住宅の価格が下がる
↓
ローンの返済が完遂していなくても住宅を売れば儲かるはずだったのに、儲からなくなった
サブプライムローン債権で儲かりまくりだった
↓
住宅の価格が供給過多で下落、さらに景気も停滞し始めた
↓
サブプライムローン債権に頼ってファンド運用していたヘッジファンドが破綻
↓
銀行や投資家があわてて資金回収し始める
↓
ヘッジファンドはサブプライムローン債権の穴埋めのためにほかの方法で利益を上げようと必死になる
↓
穴埋めできないヘッジファンドは崩壊、清算、廃業
↓
サブプライムローン債権を含んでいるかもしれないファンド運用に対して信頼性が急速に悪化
↓
お金の動き、つまり流動性が低下。全世界に波及。
…なんというバブル景気そのまんま。
日本人なら↑のパターンが如何に恐ろしいかは身をもって体験して居るんだけど、文化が違う米国人は何処吹く風なのがねぇ。