ティルズ オブ ザ テンペスト (namco)


乱造を続けるティルズシリーズのDS第一弾。
世間一般での評価は決して高くないわけですが(理由はwikipediaの『概要』辺りを読むと解るかと)、中古価格が値崩れしまくっていて\980で購入した身としては値段相応かなぁと。
ぶっちゃけ、面白くないよコレ。
☆x3の理由は一日で終わるからであり、コレが下手にボリュームあったりしたらもっと駄作になっているだけだろうと。
ストーリーはありがち、戦闘はボタン連打でなんとでもなるのでアクティブバトルの意味が無し、移動が遅すぎ&エンカウント率が高すぎてストレス溜まると。
逆に、ほぼ経験値&試金稼ぎが不要でひたすらストーリーを追っていけばいいバランスは良いところだったと思うけどね。
ただ、そこまでして追いたくなるストーリーじゃないんだよなぁ。
そもそも、獣人族ということがバレルと即処刑なほどバイオレンスな対立している両者(獣人vs人間)が、なぜそこまで険悪な関係になっているかの説明がないしなぁ。
たぶん、シナリオライターの脳内ではここに至るまでの両者の激しい迫害の歴史があるんだろうけど、そういう設定だから対立してます的なやる気の無さが全編溢れかえっていてもうね。
 
まぁ、何というか、超定番ありがちストーリーなので、RPG慣れしている人はすぐに先読みできてしまうシナリオを、こんな長寿シリーズで展開すること自体がどこら辺の層に向けて開発したのかなぁと。(DS市場に新規参入してきた小中学生?)