セブンスドラゴン


全ての竜を狩り尽くせ!
"フロワロ"と呼ばれる滅びの花が氾濫する世界で、竜と人の戦いを描いた完全新作RPG

帰国後、暇だったので購入&プレイ。
世界樹の迷宮」のスタッフが手がけたというので安心していたのですが……
……なんて言うか、世界樹ではうまくマッチしていたシステムの古くささと近年のゲームの必要ボリュームが
えらくバランスの悪いモノに成り果てていてちと困ったり。
 
フリーシナリオ制の導入や多種職業などの設定は現代風なのに、アイテム欄は全員分共通で100しかありません。
スタックも無理。倉庫もなし。
ウィザードリィなどでは、倉庫役のキャラにアイテムを預けて放置という方法もできましたが、この作品では
装備品以外は個人持ちできません。
 
3歩あるく度にエンカウントするくらいに無闇矢鱈と高いエンカウント率と極端に鈍足なマップ移動はFC時代の
ゲームを彷彿とさせるのに、広さだけは現代風な世界。
 
自由度の高いパーティー編成ができる…と思いきや、聖騎士+ヒーラー+マジシャンで4人枠中3人は確定のため、
実は前線メンバー1人しか選択の余地のないシステム。
(世界の99%が毒の沼地的な踏むとHP減少のフワフロで覆われているので、それを無効化できる聖騎士が居ないとマップ歩けない。
被ダメージが大きい&上記のアイテム枠制限の為ヒーラーが居ないと継続先頭ができないのでマップ歩けない
上記の通り、エンカウント率が高すぎる為、ルーラ&リレミト装備のマジシャンが居ないと時間がかかりすぎてマップ歩けない)
…とまぁ、基本的に、何をやるにもストレスが溜まる仕様になってしまっているのがとても残念。
一応クリアまではしたけど、すっげぇシステム地雷ゲームでした。シナリオは面白いんだけどなぁ。