ペルソナ3 (1) (曽我部修司)


2009年4月。
10年前に両親を事故で亡くし、親戚に育てられた主人公は、家庭の事情で小中高一貫校「私立月光館学園」の高等部に編入することとなった。
しかし、学生寮に入寮して間もなく、彼は異形の怪物・シャドウに襲われ、秘められていたペルソナ能力を覚醒させてしまう。
それがきっかけで、主人公は隠された世界の真実の一端を知らされることになる。
(→wikipedia)

ペルソナ4(1)と一緒に、このペルソナ3の(5)が並んでいたので、どんなモンなのかなぁと言うノリでそれぞれ(1)を購入。
同じ人が書いている&(5)まで出していて以後続刊ということは、それなりに評価されているんだろうなぁと言う判断。
 
流れ的にペルソナ3の方から読み始めましたが…これは酷い。
とりあえず、漫画版単体でストーリーを追うのは無理。あまりの名場面集(格好良く見せられるシーンだけ継ぎ接ぎでカットが切ってある状態)っぷりに、公式コミックじゃなくてアンソロジーなのかと思いましたもの。
 
とりあえず、ストーリーはゲーム未プレイ,やる夫のペルソナ3読破済みという前情報なので、だいたい把握していたから良いけど、どう好意的に言ってもこれは漫画じゃないよなぁ。
書き込みがほぼキャラだけで、背景は黒ベタと白ベタとスクリーントーン一発貼りの3択だったり、書きたいところしか書いてなかったりと、同人上がりの悪い癖が出まくりですが、次に読んだペルソナ4(1)ではまともな漫画になっていたので逆に驚いた。
人って成長するのねぇ。