アスラクライン 全14巻 (三雲岳斗)


高校入学を機に1人暮らしを始めることにした夏目智春。彼は3年前から自称:守護霊で幼馴染の少女・水無神操緒に取り憑かれていた。
 
智春の兄・夏目直貴が暮らしていたオンボロ屋敷・鳴桜邸に引越した日、鳴桜邸に2人の美少女がやって来た。
直貴から託されたという銀色のトランクを届けにきた黒のスーツの美女・黒崎朱浬、そしてその晩、トランクを奪いに鳴桜邸へ忍び込んだ巫女装束の美少女・嵩月奏。
この銀色のトランク「イクストラクタ」を手にしたことを契機に、智春は世界の隠された真実と向かい合う。
 
第一生徒会会長・佐伯玲士郎は言った。
神は人間を見放し、この世界は1度滅び、「悪魔」の力を借りることでやり直した「二巡目の世界」なのだということを。
 
こうして一癖も二癖もある美少女達に囲まれた波瀾と受難に満ちたハイスクールパンクな日々がここにはじまる。

一昔前にアニメ化していたなぁと言う事で読んでみた。
 
最初の印象だとロボ召喚でゴリゴリ闘うってイメージだったけど、主人公ロボって最初のイベント戦闘と最期のラスボス戦以外、特に良いところ無いような気がするんですが。
破壊力は最大級っていう設定があるんだけど、いきなり2巻で相手の背後から不意を打たないと有効打が与えられないって言う、お前はゲッターロボか(スパロボだと必殺技のゲッタービーム、原作アニメだと第2話でいきなり相手に通じない)とツッコミ入れたくなる事態に遭遇し、その後も主人公機の攻撃力よりも相手の再生能力の方が速かったりなんだりとすんなり勝てること皆無。
お約束的に、機体大破⇒パワーアップイベントはあったけど、そりゃ負けるわって感想しか出なかったよ!!
 
まあ、最期まで読めたくらいには面白かったけど微妙に何処を売りにしているのかが不明確な気がするんだけどなぁ。
 
あと、まだこれくらいならラノベラノベしてない気がする。