まぶらほ(作画:宮下 未紀 原作:築地俊彦)

KZA2004-06-07

オチコボレ魔法使いの高校生、式森和樹。
平凡だった彼の日常をうち破ったのは、突然押しかけてきた三人の美少女だった――。
(TV版紹介ページより転載)

暇だったんでBookOffで適当に買い込んできた第3弾。
つか、なんの脈絡もなくあかほり謹製だと確信していたんですが、富士見ファンタジア文庫発祥のようで。
…道理で、角川じゃなくて富士見が大プッシュしていると思った。


内容としては、また↑の紹介文を読めとしか言いようのない気が。
結構、メディアなどで露出が多い割には至極オーソドックスな展開ですね。


原作本もTVも見ていない人間が読む本ではない気もしますが、事前情報一切なしでもそれなりに面白いと思います。
先日紹介した『内閣総理大臣のえる+』が酷すぎたと言えばそれまでなんですが、第1話で主人公がモテル理由が定義づけられていますし、話の構成も、この話は○○主体で進めるって言うのがわかるので、一巻読み終える頃にはだいたいのキャラクター設定が把握できます。


ただ、この漫画自体に原作やTV版をみたいと思わせる力はないので、やっぱり原作とかアニメからファンが下ってくるってイメージですね。


アニメ(1話24分)や原作(1冊読むのに1〜1.5時間?)ほど時間かけなくても、一通りの話の筋はわかるので、時間がないけどいまどんなアニメが流れているのか気になる人向け…って、そんなひとはごく少数か…