夜明け前より瑠璃色なクリア
あなたと一緒なら、きっと大丈夫────。会ったことなんてないはずの人の、どこか懐かしいような声。
生まれてからずっと、それよりもっと前、ずっとずっと前から、空を見上げればそこにあって、
ネオンの街を、雪原を、さざ波が立つ海を、木々が生い茂る山を、
優しく、冷たく、静かに、明るく、朧に、照らしていた月。
歴史の教科書によると、そこに、大昔に渡った人たちが国を作ったらしい。
地球上のどこよりも遠いのに、見上げればそこにある王国。
そんな国から。
お姫さまが、
うちに、
ホームステイしに来るって言ったらどうする?
どこか懐かしいような声で、会ったことなんてないはずの人が言う。
私には、あなたがいるわ────。
まぁ、↑の導入部とお姫様は実は過去に一度地球に来たことがあるというスタート後3分で語られる新事実で想像したとおりのストーリーです。
これがまた、気持ちいいくらいに凡庸。
だ が そ れ が い い
まぁ、キャッチーなキャラデザと上手い声優とまっとうなスクリプト演出と凡庸なシナリオの集合体なので、それ以上でもそれ以下でもないって言う素直な作りが初心者とその真逆の人に受けているんだろうなぁと。