皇国の守護者(1)読破。

皇国の守護者1


長らく太平を謳歌していた島国<皇国>
その最北端・北領に突如、超大国<帝国>の艦隊が押し寄せる。
<帝国>が誇る戦姫・ユーリアの指揮する精鋭部隊の前に為す術なく潰走する<皇国>軍。
剣牙虎の千早とともに、圧倒的軍勢に立ち向かう兵站将校・新城直衛中尉は、蹂躙されゆく祖国を救えるのか…?
佐藤大輔・原作の同名小説を、俊英・伊藤悠が苛烈に描く戦記浪漫!

時代設定は装備(自動装填式の銃がない。重砲ではなく大砲)からして明治時代くらい。
世界地図にアメリカ大陸が無い世界で、<皇国>≒日本。<帝国>≒(EU+ロシア)という状況で始まる話。
ぶっちゃければロシアが北方領土に攻め込んできたと(略。


小説版は同出版社から発行のデルフィニア戦記/スカーレットウィザードを購入していましたから聞いた事くらいはありましたが、表紙の絵師さんが完全に軍記物系だったので敬遠していたのですが、シカゴで読む本を漁っていて発掘。購入しました。

全体としての感想は、至極真っ当な軍記物であまりに遊びが無いところがちょっとなぁと。
好きな人は好きなんでしょうけど、私が好きなのは戦争中に真面目に漫才をやる系なので。


真っ当に戦ったら瞬壊確定大日本帝国の政府関係の希望の星の守原英康大将。
この後、真っ当に戦って北軍総壊滅…

個人的には完結してから漫画喫茶で一気読みすればいいや的な作品なのですが…

…猫のため買うかも。
猫は良いねぇ。(和み中)