へんないきもの(早川いくを/バジリコ)


どうしてこんなに変なのか?

世界にうごめく、珍妙で奇怪な生き物たち。そのあまりの珍妙ぶりに思わずほくそ笑む。軽妙な語り口の、おかしな生き物の本。マジメな図鑑とはひと味もふた味も違います。

すべてイラスト付き、すべて実在する生物です!!

みなみのしまのあくまだよ アイアイ
危ない海の宝石 アミガサクラゲ
軟体の鬼畜 イシガキリュウグウウミウシ
深海で笑う者 オオグチボヤ
ぼくとつな名前の超生命体 クマムシ
血の風船 ヒメダニ
進化論の目の上のコブ ヨツコブツノゼミ
エイリアンの干物 ワラスボ
などなど。

タイトル通り。
ページ見開きで1種類の「へんないきもの」を紹介しており、ページ左側に解説1ページ、ページ右側にイラストという構成になっています。
↓イラストはこんな感じで。↓

まさに生物界の奇想天外兵器って感じで、お奨めです。
興味ない人はそもそもこの本を手に取ろうって事もないだろうし、そう考えると紹介ページを開いた時点で負けか。


ただ、問題はあまりに悪いコストパフォーマンス。
これで\1,500はなぁ。
近所に図書館施設があって利用できるなら、素直にそこで借りた方がいいです。
面白い本なんだけど、圧倒的にボリューム不足です。しかも高い。
丁寧な装丁と、あまり数が出る本じゃないからなぁ。