ゆめりあ (桂遊生丸)


主人公の少年・三栗智和がモエラと呼ばれる夢の世界で出会った少女・モネやクラスメートの吾妻みづきらとともに、夢世界を侵略してくる敵と戦うことになる。
また、その戦いや彼女らと過ごす生活の中で主人公は少女達との関係を深めていく。

あれだけベンチを起動していたり、自分が3Dリアルタイムポリゴンエロゲにあれだけ入れ込んでいるのにほとんど興味を持たなかった『ゆめりあ』ですが、ストーリーだけは気になっていたので漫画版を購入。
買ってから気がついたけど、『かしまし』の中の人だったのか。
 

『かしまし』はあかほり原作ですら面白く感じさせるほどの中身だったけど、この『ゆめりあ』ではちと不満。
もっとも、単巻でゲームの中身を全部フォローはどだい無理な相談なので仕方がないこととはいえ、唐突に始まって唐突に終わるのがなぁ。
あくまでゲーム版プレイ者だけを対象に作った感がバリバリ。
まぁ、中身自身は物語のパターンを知っていれば予測しやすい黒田脚本なので私の場合は問題なかったけど。
そこら辺がちと難点。お奨めできるモノじゃないなぁ。