シャイナ・ダルク 〜黒き月の王と蒼碧の月の姫君〜 (1)(2) (緋賀ゆかり/中山文十郎)


月と太陽が重なり天空に「魔王の指輪(エクソダ・リング)」が現れる時、魔の島シャイナ・ダルクとともに蘇った伝説の魔王エクソダ・セロ・クラウ。
邪悪の源、破壊の象徴と語られる魔王の復活に世界は今恐怖と絶望に覆われんとしていた…、はずなのだが……?。
魔の島《シャイナ・ダルク》を舞台に繰り広げられる魔王と生け贄として捧げられた千人の少女たちの物語。

特に読むモノも無かったのでBookOffで(1)巻買ったら妙に馴染んだ。
なぜかなぁと思ったら、原作者が『まほろまてぃっく』と同じなのですな。
 
結構よくある、魔王が善人パターン。
まほろまてぃっくと同様、戦闘能力は凄い一団がのほほんと日常生活を緩く過ごしているのがベースなんだけど、ちゃんとシリアスな場面もあってその比率が絶妙。
ベースはユルユルなストーリーなので、まほろさんが好きだった人は手を出すべき。
 
しかし、このストーリーも最終的には全人類vs魔王軍になりそうな気もするんだけどな…