ブラウン通り三番目 (ソフトハウスキャラ)


時は中世、世の中は戦乱と平和が入り乱れる時代。
冒険者』と呼ばれる便利屋集団が生まれていた。
 怪物退治、遺跡探索、盗品追跡、etc。
 報酬とポリシーがあえば、非常に便利な存在だった。
 
 そんな存在を助けたのが『冒険者の店』だ。
 
 冒険者達の欲する武器や雑貨を集め、販売する場所。
 冒険者達に依頼を斡旋し、また結果の報告を受ける場所。
 時には冒険者達の傷ついた身体を休める場所。
 
 冒険者達には欠かせない存在だった。
 
 もちろん、一般客も受け入れている。
 冒険者達だけの専用施設ではない。
 冒険者達が使いやすいというのがその名の由来だ。
 
 冒険者に仕事を頼みたければ、その店のマスターに伝えるのが良いとされた。
 
 そんな中、一件の冒険者の店が出来た。
 
 いや、存在は昔からあったのだが、誰も見向きしない店だった。
 
 そんな店に一人の元冒険者にて商人の男がやってきたのが物語の始まりだった。
 
 
 両親の決めた許婚を迎えに、慣れない街にやって来た主人公。
 苦労の末に出会った許婚は、一件の今にも潰れそうなお店を経営していた。
 主人公の両親の言いつけでは、家へと連れ帰る事だったのだが、お店に固執する許婚に感化された主人公はお店を盛り立てる手伝いをする事になった。
 
 主人公は許婚と結婚し、お店は生まれ変わった。
 
 しかし、二人の前には数多くの障害が横たわっていた。
 資金難。
 仕入先の確保。
 メニューの貧弱さ。
 集まらないお客。
 強力なライバル店。
 従業員不足。
 これまでの悪い評判。
 それらの問題に加え、主人公の両親が二人を連れ戻そうと、無理難題を持ちかけてくる。
 
 二人はそれらの障害を乗り越え、店を守りながら想いを紡ぎ始めるのであった。

先日のウィザーズクライマープレイ後、懐かしくなって『王賊 プレイ動画』やら『巣作りドラゴン プレイ動画』やらを見ていた(ソフト発掘するのがマンドクセ)ら、ずいぶん昔から積んでいたことを思い出して今更プレイ。
つか、一緒に『海賊王冠』とか『アルフレット大魔法学園』とかも発掘されたのですが…祭り?
 
流石に今(2008現在)のキャラゲーと比べるとボリューム不足だったり、イベント数が少なかったりときついところがあります。
どこぞではプレミア価格で店頭に並んでいるけど、流石にその金額で元を取るのは苦しいかなぁ。
 
オープニングで主人公が女性を襲わなかった(というか、ゲーム時間内で一ヶ月も何もなかった)と言うところが一番の驚きで、あとは普通に経営シミュレーションなのがなぁ。
今更新規で始める人も存在しないと思うけど、巣ドラとかウィザーズクライマーとかと比較すると厳しげ。
ただ、短いとは言え一気にプレイ開始→エンディングx4(4周)は出来るくらいにのめり込みはする。