神のみぞ知るセカイ(2) (若木民喜)


 地獄では、地獄から抜け出した悪人の魂――駆け魂(かけだま)の捕獲・討伐に四苦八苦していた。
 駆け魂は放っておくと、女の子の心の隙間に潜り込み、この女の子供として転生してしまう。
 それを防ぐため、地獄では 駆け魂隊を結成し、悪魔を地上に降ろして人間の協力者(バディー)に協力を仰いでいた。
 駆け魂は、心の隙間がなくなってしまえば表に出るしかない。つまり協力者の男性に女の子を陥落させ、恋の力で心の隙間を埋めてしまおうという作戦である。

 さて、地上には「落とし神」と呼ばれる少年がいた。桂木桂馬、彼こそが「攻略できない女子はいない」と世間に言わしめた落とし神である。
 但しギャルゲーの。
 二次元の世界で神と呼ばれた彼は、地獄の勘違いにより悪魔・エルシィの協力者とさせられてしまう。失敗すれば桂馬の首が飛ぶ。
 仕方なしに現実女の攻略に乗り出した桂馬は、今日もエルシィと共に駆け魂を追っている。
  (→補完wikiから転載)

(1)がみつからねー!!
部屋を掃除すると本が見つからなくなるというフシギ!!
 
つか、主人公がギャルゲの経験を生かしてリアル女子を攻略するって言うのは確かに今まで無かったストーリーライン。
(エロ漫画や読み切りではあったけど、アレはぶっ飛ばしOKだから構成できたようなもので、「連載」でやったのは他にないと思う)
 
しかし、「攻略ルートは見えた」とか「これと同じ展開のゲームをやったことがある」とか、いちいちモトネタが分かり易すぎる。
ただ、このストーリー回しだと終わらせ方が難しくなるような。
 
追記。
>「落とし神」の異名を持つギャルゲを極めた高校生。これまでに総勢10000人ものヒロインを攻略しており、プレイしたソフトの数も5000近く存在する。(wikipedia)
↑主人公の設定で、普通は達成不可能な数字並べることで此奴真性だと思わせたいんだろうけど……
なんか、プレイ本数はともかく(流石に5000は無理)、ヒロイン攻略(クリア)人数なら素で並びそう。私。
1ゲーム5-8人が攻略対象として、1200-2000本くらいとなると……ギャル/エロマルチゲーマーなら充分現実的な数字だしなぁ。