第六大陸 (1)〜(4) (吉祥寺笑)



2025年。
化石燃料の枯渇が深刻な問題となった結果、世界各国が平和主義路線を歩み始めた時代。
レジャー用の深海交通艇が南沙諸島の海底を航行し、海底にドーム型都市が造られる近未来。
 
25歳にして世界トップレベルの建築技術を誇る御鳥羽総合建設の俊英である青峰走也は、月に結婚式場を建設するという途方も無い計画を実現するため、依頼主であるレジャー企業エデン・レジャーエンターテイメント社会長・桃園寺閃之助の孫娘・桃園寺妙を伴い月に向かう。
 
完成および運用までの12年に及ぶ歳月のなかで、走也と妙は月と地球、その間に広がる宇宙で様々な経験を積んで、成長していく。

宇宙開発モノ。
昔から、SFのテーマとしては結構ありがちなものではありますね。>惑星開発モノ。
でも好きだからオールオッケーなんですが。
 
実は原作読んでないで漫画版だけの読者だったりしますが、素直に面白く読み進めていたりします。
ただ、最大の問題は単行本の続きが出ない事なんですよね…
連載自体は2010年11月22日の全22話で完了しているのですが、単行本化されているのは4巻 14話まで。
あと2〜3冊ぶんは原稿が宙に浮きっぱなしという状態。
よっぽど売れなかったのかなぁ。一般的にほぼ無名の原作×ほぼ無名の作者×ほぼ無名の掲載誌(というかweb連載)というハンデは如何ともしがたいのか。
何にせよ、途中まで出版したのならちゃんと最後まで出してくれと出版社の中の人には言いたい。
若しくは、掲載終了したのを(有料でも良いので)再公開しろと。1話\100くらいなら自腹切ってもいいから。このまま塩漬けのモヤモヤはやめて〜
 
 
追記。
『神様のパズル』も塩漬けかよ…
 
…どちらも、原作小説版を漁るしかないのかなぁ。