浜田ブリトニーの漫画でわかる萌えビジネス (浜田ブリトニー)


ジェネコミの中にビジネス書として新しいレーベルGXCビジネス誕生。
萌え知識ゼロのギャル漫画家の浜田ブリトニーが、無謀にもリッチになることを目論んで、体当たりで萌え300%業界に乗り込み秘訣を探る!

くたばれ。
 
…としか感想がない作品。
第一、オタク書店で一日店員やっていて心の中で客を小馬鹿にしているならともかく、堂々と漫画で掲載するなよ。
他のエッセイ漫画とかでも著者の知り合いをネタ要員に据えているのは多々ありますが、それはそれが洒落で済む個人間の関係があるからであって、赤の他人(というか、『お客様』)を論って笑いを取ろうとされても全然笑えません。本気で。
 
もともと、秋葉原で漫画買うときは主としてとらのあなで購入していましたが、アニメイト秋葉原店にはもう絶対入らん。
 
 
しかし、「漫画でわかる萌えビジネス」「ビジネス書として新しいレーベルGXCビジネス誕生」なんて煽りなのにビジネス的視点からの描写なんて皆無なのが何だかなぁ。
中身は
・ただの米とかにイラスト付けただけで売れるのが理解不能
・(けいおん!キャラとか)S○x描写とか無いのにみんな何を求めて付いて行ってるの? 理解不能
・同人誌、16pで\500しかウハ暴利。
・金も出ないのにコスプレするひと理解不能
等々…
……なんか、完全に「ギャル」漫画家としてのキャラ付けと企画とがバッティングしてません?
まぁ、オタク文化と関わりない「ギャル」な人から見ればどれも仕方が無いというか仕事当然な感想何だろうなぁというのは解りますが、タイトルをみてこの本を購入した読者の立場からしてみれば、↑(理解不能の部分)を漫画で平易に説明するのがお前の仕事だと言いたいのですが…。
 
 
とまぁ、思想的にも糞漫画なだけではなく企画からして糞企画という、近年稀に見るどうしてこうなった本と化しています。ほんとに、企画段階でなんでだれも止めなかったんだろコレ。