丼なモンダイ! (1)(2)(吉開寛二)



農林水産省の落ちこぼれ役人、米野国崇は新設部署「米消費向上対策センター」へ配置換えとなる。同センターの設立主旨は「日本の食料自給率を上げるべく、国民にもっと米を食べてもらう」こと。だが、その仕事内容といえば、「丼ぶり一丁」という名の食堂を運営するという、非常に分かりやすい左遷部署であった。
一度でも赤字の年があれば、すぐ閉店という条件の下、かつて料理人を目指していた国崇は、新人の及川栞と一応キャリア官僚である菅宮秀一と共に、日々、美味しい丼作りに精を出す。やがてそれは大きな丼ブームを巻き起こし、日本の米余り問題の解決へと繋がっていくのだった。

なんか、こっち来てから読むものにハズレ率がやたら多い気がして、ど鉄板であろうコレで箸休めを試みる。
…これ、原作者が『本日のバーガー』の人と同じなんですよね。
つまり、読む前から落ちがだいたいわかるという。
 
まぁ、なんで役人が丼食堂で料理人やってんだ? というところをスルーすれば普通に時間つぶしにはなる程度には面白いです。
というか、この手の漫画は如何に拒否反応出さずに広く浅く読めることが最重要だと思うので、そういう意味では良い出来といえるかも。