この世の果てで恋を唄う少女YU-NO (まりお金田)


Wikipediaの項目がもはや狂っているYU-NOの漫画化。
噂に聞くところによると、ずいぶんと複雑な時系列突破型ゲームのようでして、ゲーム未プレイのワタシが単巻の漫画読んでも意味解るのかなぁと思っていたけど、意外にすんなり入ってきたので驚き。

まぁ、この作品の影響力は凄かった(らしく)、その影響を受けまくったゲームを10年もやっていればある程度の裏読みはできるようになるか。
 
しかし、漫画としてみると激しく微妙。
絵は悪くないし、本来はとても収まりきれないストーリーを無理矢理にでも一応完結させているのはいいんですが、完結させることだけに意識行っちゃったのか、ストーリーに緩急がなくてひたすら上っ面を撫でているだけという印象が。
まぁ、この作者さんは他の作品でもそんな感じなので、本人の特徴かもしれないけど。
まぁ、ゲーム版に填った人がおさらいがてら読む漫画…なんだろう。たぶん。
ただ、この漫画が連載していた当時はともかく、今更読む意味があるのかは非常に微妙ですが。